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MANAGEMENT

全てを糧に。どんな状況でも楽しく生きる。

全てを糧に。
どんな状況でも楽しく生きる。

利根 沙和 Sawa Tone

新卒で創業期のベンチャー企業に就職し、管理部長として経理・人事・総務等、幅広い業務に従事。その後経営陣の右腕として、主要事業であった人材派遣事業部長も兼務。第1子出産を期に働き方を再考し、これまでの経験を活かしてWidgeに参画。現在は3児の母。自分自身と様々な事・物・人との「共生」を摸索している。

「新卒で名も無いベンチャー企業を選んだ理由」

周囲の友人は多くが著名な大手企業に就職。そんな中で私が紆余曲折の末に落ち着いた先は、正社員20人弱のしかも超ワンマン社長のベンチャー企業でした。

決め手は、社長の事業の話がとにかく面白かったこと。社内のインテリアがとても 好みだったこと。同僚となる人たちの自由な雰囲気が気に入ったことでした。 創業期で未整備なところだらけの会社は、私にとっては自由度が高くのびのび 過ごしやすい環境で、とても気に入っていました。しかし1つ大きな誤算が…。

なんと経理・総務担当の先輩方がそろって2か月後には退社する予定だと判明。

入社2か月で月次決算は一通り必死に覚えました。その後も想定外の仰天エピソードには事欠かない日々で、心身共に疲労困憊の日々も多々ありました。一方で社長の事業計画の話はいつも面白く、そのスピード感に合わせて実現させるべく頑張った後の自分には着実に力がついていることも実感できる日々でした。

迷っている方がいたら「こんな例もあるよ!」と お伝えしたい

もし仮に大企業に就職していたら、きっとそれはそれで大きな経験となったでしょう。

良くも悪くも、今の自分とはきっとまた違った自分だったのではないかなと思います。

でも、物事の成り立ちから結果まで一通りのことを早くから知りたかった私にとって、経営者が何を考え、どのように事業をスタートし、どんな困難を乗り越えて事業を継続していくのか。それを間近でダイレクトに見聞きし、リアルタイムで体験できたことは大きな財産となりました。また、会社として前例もなく、かつ自らの経験もない案件に数多く向き合う中で、その案件を成功に導くための必要な知識・スキル・支援体制等をゼロから探し出し、設定されたゴールを達成するという経験を繰り返すことは、大変ながらも多少の事では動じない自信とスキルもまた自分にもたらしてくれました。

そしてそれが、今現在の実務に、仕事への心構えに、家庭においての心配りに、 それぞれの場所で本当に役に立っています。

みなさんの夢を応援したい

私は仕事の大小・社内外にかかわらず、自分が関わることで誰か・何かにとって 本質的な意味でより良い状況となるように貢献したいと思って仕事をしています。 仕事のポリシーは『どんな仕事もまずはやってみる!』です。

雑用でも重要なポジションでも、基本スタンスは変わりません。 そうこうして色々なことをやっているうちに、なかなかユニークな社会人になってきたのではないかなと自分では思っています!

今、大企業・中小企業といっても様々な企業の形・社風があります。個人の生き方・働き方も多様化していく中で、昔ながらの「〇〇だから」というステレオタイプに縛られず、自分が目指したいものは何なのか?実現したい夢は?そんなことをもっと本気で考えて生きていける時代になったのではないでしょうか。

社内外を通じて、その人のより良い人生に近づく為のお手伝いが少しでもできれば とても嬉しいです!

最後に、私のささやかな、でもわがままな夢

幼い3人の子どもを育てながらの就業。公私ともに周囲に迷惑をかけながら、でも私を必要としてもらえる事があるのならばできる限り貢献したいという欲張りな自分がいます。Widgeではかなり柔軟な勤務スタイルをとらせてもらっており、それを理解し温かく受け入れてもらっている同僚たちには本当に感謝しています。

そんな中なので、ともすると公私ともに目の前の膨大なタスクに追われ、押しつぶされそうな日々ではあるのですが、「でもいつかは…!」というなりたい自分のイメージだけは忘れないようにしています。

その一つに『世界中どこにでも、行きたい時に、行きたい場所へ、行きたいだけの期間を、自由に行けるようになる!』という目標があります。実現のためには、仕事・子ども・お金…etc色々とクリアしなければならないことが山積みではありますが…。

これだけテクノロジーが発展した今は、ずっとずっと先のリタイア後まで待たなくとも、もしかしたら実現可能なことかもしれないと心躍っています!